ほんとうの空色・離れ

突然離れになりました。くつろぎの間となります。宜しくです。
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「死刑台のエレベーター」

「死刑台のエレベーター」
といえば有名な映画ですが、子供の頃テレビで観たきりで、なんとなくしか覚えていませんでした。(ラストで、うわあ、と思ったなーという印象が強かったです。うわあ、の内容は忘れても・笑。)
で、その朧な記憶を抱えたまま原作を読んでみたのですが、なんだか違う。
記憶とほとんど重ならないようだな・・・と思いながら読了。
すぐに映画を観てみたらなるほど。ほぼ全然違う話でした(笑)。

映画は、知識を仕入れながら何度か観たいなあ。
マイルス・デイビスの音楽、かっこ良すぎ。
ジャンヌ・モローはじめ、フランス女性美しすぎ。雰囲気、ファッション、参考にしたい。
パリの風景、カットが印象的・・・繰り返し見たい。
そして、脚本がなったのには、もちろん意味意図があるのでしょう。社会とか思想とか。
そのへんも、調べてみたいけど。

ただ、ストーリーだけ見たらやはり原作に分があると思います。
まあ困ったちゃんな人ばっかり出て来る小説でありましたが(笑)、困った人たちの困ったぶりが鋭く細かく書き連ねてあって、厚みがあります。読み終わってから、うーん深かった、と感じさせられます。思った、というより感じた、というところ。そして深い、とはいえどこかに落としどころがあって「何か」を悟らせられたというわけではなく、「人って・・・こうだよね、よく見ると」、と改めて見せつけられた、気持ちでしょうか。観察と表現、掘り起こし、暴き方(?)がすごいという印象。人間描写。そして、まさにフランス映画のように、え?終わったの?ほんとに?という終わり方(笑)。

創元推理文庫の、巻末の解説は、以下のように結んであります。
「しかし、実際に本書をお読みになった皆さんは、おそらく「『死刑台のエレベーター』?あれはルイ・マルの映画化が有名だけど、カレフの小説のほうがずっと出来がいいんだよ」と優雅に答えられるであろうことを私は信じています。」

”殺人交叉点”からこっち、ちょっとフランスミステリを読み続けそうな気持ちであります。











【 2014/06/30 (Mon) 】 | TB(0) | CM(0)
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Mel

Author:Mel
「文化系アメニティ研究家(http://culture-konpeitoh.net/)」「劇作スタジオBNRN主宰(演出家、脚本家、役者。https://www.facebook.com/
sinonomeyuu)」であるMel(西裕子)の気ままなブログ。毎日のこと、考えたこと、本のこと、コスメのこと(笑)などを書き綴りながら、たまに活動のご紹介などもしています。福岡市在住。
(プロフィール画像 Lilith様 http://lilith.websozai.jp/)

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